子どもには勉強の必要性を具体的に示してあげよう

わたしは小さい頃、勉強をしっかりやれと言われて来ました。しかし、当時の自分にはいつも勉強の仕方がピンと来なかったことをよく覚えています。どうやって勉強をするんだろう。予習?復習?誰かやり方教えてよ。そんなふうに思ってきたので、中学生くらいになってやっと、勉強をどうやったら成績が上がるのかを知ったほどでした。

だから、自分の子どもにはきっと勉強のやり方を教えてあげようとずっと考えてきました。
はじめは絵本の読み聞かせや図鑑を一緒に見て、どの魚が一番大きいか、この山は何からできているのかなど子どもの興味が湧くような題材を選んで一緒に学んでいきました。

そして、小学生になってもずっと宿題などは必ず見ています。
小さなミスや字の不味さから来る減点を子どもとふたりで「ここが良くなかった、これはすごいいい回答」と感想を述べ合います。漢字などは、1ページの中で一番うまく書けている漢字をせーので選ぶというのをよくやっています。
漢字テストは、数日前から「200本ノック」という、漢字の予想問題200問をランダムにわたしが出題して、子どもがノートに書き取る勉強法です。200本ノックが終わる頃には、子どもの顔に充実感が満ち、200問もできたのだから絶対に受かるという自信がみなぎってきます。集中力の切れやすい子どもにとって、ひとりで200問をこなすことはとても難しいと思います。
また、「これを学ぶことによって、経験値がアップするので次のステージで別のアイテムを使うことができる」というようにRPG的な解釈をするようにしています。
おかげで、もうすぐ中学生ですが勉強に興味を持ち続けたまま来ています。

「なんのために勉強するの?」と問われると、「未来の選択肢をたくさん増やすため」と言っています。
勉強ができたら、レベルの高い学校へ行くことができます。そして、そこを卒業する頃、そのレベルに合致した多くの種類の職に就くことができます。それが、レベルの低い学校へ行くと選択肢がとたんに狭まります。たったこれだけの中から自分の将来を選ばないといけないのかと失望するのは、自分の人生だけで十分です。
子どもには、数多ある選択肢の中から自分にピッタリの未来を選択して欲しいと願っています。